安全標語

鉄道現場

本日は小ネタです。

鉄道というのは何かと提出物が多くて、見習中だと「日誌」、何か行事があって参加すると「所感文」、訓練でも提出物を求められることが多々でまるで学校のようです。

その中でも回数が多いのが「安全標語」。

鉄道といえば交通関係の職場なので当然「安全」と名がつくお国の行事的なものには必ず参加となるわけです。例を挙げると

「全国交通安全運動」
「全国労働衛生週間」
「輸送安全総点検」

交通安全運動は春と秋、総点検は夏と年末年始にそれぞれあるので計5回。このたびに何らかのイベント(?)が待ち受けていて、得てしてキャッチコピー的な「安全標語」を募集がなされます。

何故かはわからないのですが毎回募集となるわけではなくランダムにやってくるので油断ならないのです。直近では「全国労働衛生週間」で標語が来ると読んでいたら「秋の全国交通安全運動」のほうでやってきました。そっちかー

予告もなく個人の書類棚に用紙が入れられていて期限は一週間程度であることが大半、休みが重なっているともう数日しかないなんてこともざらです。よって短い間にアイディアをひねり出さなくてはいけない事態になります。

今回についても期限がもう目の前、というか運動期間の終わり頃になって募集とか逆フェイントもいいところです。完全にやられました。

ストックとして書き溜めておいたらこんな時慌てずに済むよなと毎回思いながら、なんだかんだで現場で思いついてしまうので書き溜め構想はいまだ実現せず。『明日やろうはバカヤロー』とはよく言ったものです。

ちなみに今回書いたのは

まず確認!安全に「いつもなら」は、ありえない。

五七五になってしまいがちなのでそこは気をつけています。しかしながら現物合わせの適当な言葉の羅列ですのでクオリティは最低レベル、いかにコピーライターが凄いか思い知らされます。少なくとも自分には無理ですわ。

そういや去年は

油断禁物、災害は忘れた頃にやってくる。

というのを書きました。最早標語というよりは何かのパクリです。当然のことながら何にも採用されることになく終わっていきます。

というか標語を募集する割にはそれがどのように使用されているか聞いたことがないです。集めるだけ集めて終わりだったら悲しいですが可能性は無きにしも非ず、用途不明はまさに鉄道現場あるあるです。

そういえば春にも書いた覚えがあるのですが記録に残っていませんでした。やっぱりEvernoteあたりに書き溜めておいたほうが良さそうですね。

さて、次回はなんて書きましょうか・・・

あかつき

しがない鉄道マン・兼業ミュージシャン。 機関車乗りを長くやったのち電車乗りに。そしてまたもや機関車乗りになったあと電車乗りに。 フラフラしながら今日も小さな電車を転がしています。

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